「源氏巻」を子ども達とつくる授業をやってみる

どうしてやろうと思ったのか?

「源氏巻や、お店のことを子ども達に教えてもらえませんか?」

町内の小学校を担当するコーディネーターの方から相談がありました。未来の社員にブランディングがしたかった僕は、嬉しい機会を頂けたと感じて即承諾しました。

実態の見えない「和菓子屋」ではなく、町のひとつの和菓子屋として、何を大切にして、どうありたいのか?を伝える機会になれる

と考えていました。そんな中で、小学校の生徒さん達が来てくれるという話ですから、嬉しい気持ちでした。

どんな授業になったのか?

対象の子ども達は小学校2年生。学校の意向は

・公共施設を利用する際のルールやマナーを理解させる

・地域の人々とかかわり、つながりに喜びを感じさせる

・働く人の話を聞き、仕事に対して興味を持たせる。という事でした。

そのことから「源氏巻」をテーマに組み立てられないか?と言う事でした。

最初は由来や歴史の説明という事でしたが、それだけだと子ども達の興味関心に繋がるかな?と感じました。

そこで「源氏巻を実際に作ってみよう」という提案を学校側にしてみます。

「見る→聴く」よりも「見る→作る→聴く」の方が子ども達の学びになると思ったからです。

「源氏巻」を作る工程は一度やってみせますが、後は子ども達同士でコミュニケーションをとって繋がりの力で完成を期待しました。「どうやった?」「これでいいんだっけ?」と疑問点は子ども達同士で話し合って完成してくれました。

あと、聴くよりも前に作ってみると好奇心を刺激して「もっと源氏巻のこと知りたい!」という意欲が生まれるのも期待しました。

授業をやってみてどうだったか?

子ども達は楽しそうに作ってくれました。狙い通り教えあったり見せあったりで、簡単なアナウンスだけで、子ども達だけでも成り立ってる印象です。作ったあとは「源氏巻ってなに?」というのを説明もしたのですが、予備知識を先に得てるので理解というより、

より「源氏巻」が身近なものになったかな?という印象でした

結果的にはやり通しましたが、仕事の問い合わせが入ったり途中接客したりと、席を立つ事が多くて思うようにいきませんでしたね

「あっ!このタイミングで仕事の楽しさとか言ったら絶対響きそう」など、タイミングごとに子ども達に伝えたいメッセージを用意してたのが出しきれなかったのは残念でした

ウチは余計なものを加えず、心と身体に美味しいお菓子づくりをしています。そうした姿勢やお客様が喜んでくれるお菓子作りを、子ども達にもわかりやすく伝えれるように出直しですね。

でも作った「源氏巻」はお土産にして持って帰ってもらったので、家に帰って家族の方と今日の体験の話しをしてくれたら嬉しいなぁ。

「あそこの和菓子屋さんで働いてみたい!」に繋がるにはもっともっと授業のデザインを工夫しないといけませんね。笑顔で手を振りながら帰路につく子ども達を見送ると「次こそ最高の授業にしたるぞ」と意欲が湧いてきました。

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